科学技術館 館長賞
何等分にもできるかさ
受賞者 |
梶原 麻未 |
学校・クラブ |
佐賀県 大町ひじり学園 中学2年 |
【このアイデアを思いついたヒント】 |
ケーキを切るときに、7等分にするのがむずかしかったからきれいに切る方法はないかなと考えたらこの方法が思いつきました。
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【上の図の説明】 |
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は、画用紙を円に切って、8等分に折り、切るときに、分かりやすいように山折りの所に、線を引く。(ピンクの部分)
点線部分を谷折りにする。円の中心に竹串をさす。 |
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ケーキの真ん中にさし、山折りの部分を目印にして包丁を入れる。すると、均等に切ることができる。 |
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(1)と(2)を合わせると、7等分にすることができる。
また、(1)と(3)を合わせると、6等分にもできる。
これは、2等分から8等分までが可能なかさ。 |
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【審査委員評】 |
ホールケーキを人数分に切り分けるのはとても難しいですね。気をつけて切ったつもりでも大きさが不揃いになり、悲しい思いをする事もあるのではないしょうか。この発明は、円形の紙に8箇所の山折りと谷折りの折り目をつけ、紙の中央に棒を差した構造になっています。山折の箇所を一つに束ねると、束ねていない山折部分が均等に広がります。束ねた山折の数に応じて、自動的に2等分から8等分の折り目のついた傘が出来るアイデアを思いつき、ケーキカットに応用しました。同じ大きさに切り分けられたケーキを皆で喜んで食べる場面が思い浮かびます。
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