【このアイデアを思いついたヒント】 |
きっかけは4月にあった熊本地震です。ニュースで車中泊など避難生活をしている人がエコノミー症候群になっているのを知って僕にもその予防法を工夫できないかと思い作りました。 |
【上の図の説明】 |
この作品は、足首の運動やふくらはぎの血流の促進、足つぼなどの軽い運動ができる器具です。これは足首の上下運動をするとふくらはぎにまいたシートに空気がおくられ、圧力がかかることで血流を促進するというものです。ポンプのホースには空気弁がついているため、自分の好みの圧力に調節することができます。また足ふみ台に足つぼシートをとりつけふむことにより血流をよくすることでエコノミークラス症候群の原因である血栓ができることを防ぎます。そしてとりだしたケースはいすにもなります。
<使い方>
(1) |
ケースから出す(いすとしても使える) |
(2) |
シートをふくらはぎにまく。 |
(3) |
足首の上下運動をし、空気を送る |
(4) |
自分の好みの空気量になったら空気弁を回し空気を抜く。 |
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【審査委員評】 |
地震被害で避難生活をしていた方々がエコノミー症候群になっているというニュースから、その予防法を工夫できないかと考えたところがとてもすばらしいと思います。足を使ってポンプで空気によりふくらはぎに圧力をかけるところや足つぼシートで刺激を与えるところなど良く考えられていると思います。避難生活をしているとどうしても動くことが少なく運動不足になってしまいますが、これがあれば場所がなくても足の運動ができて、しかも足を刺激することができるので大きな効果が期待できそうですね。
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