市村アイデア賞

科学技術館 館長賞

回転ハンガー

受賞者 鈴木 颯太
学校・クラブ 愛知県 豊田少年少女発明クラブ 小学4年

図

【このアイデアを思いついたヒント】

冬に、せんたく物がなかなかかわかない部分があることがあり、お母さんがもう一度向きをかえてほしているところを見て、せんたく物をもっと早くとりこめるようにできないかと思ったからです。自動的にせんたく物が回転してくれれば、はやくせんたく物がかわくのではと考えました。

【上の図の説明】

せんたく物がかわくと軽くなることをりようしました。ネジをさんこうにして、穴をななめにあけて、ハンガーが回転するようにしました。使用方法は、ぬれた服とペットボトルの水の量を同じ重さにして外にほします。服がかわいてくると、ペットボトルの重さに引っぱられて、服が回転します。
かんぜんにかわくと服が半転してりょうめんともしっかりかわきます。

【審査委員評】

お母さんの仕事をよく見ていて、どうして向きを変えているのか疑問を持ち、その疑問に対して何とかできないかと考え解決したところが素晴らしいと思います。ねじを回すことで上下に動くことを参考にしたこと、ペットボトルを使い水の量を調整することでいろいろな洗濯物に対応できるところがよく考えられています。斜めに切った溝に滑車を使用しスムーズに動くようにしたこと、装置全体が非常にコンパクトに作られているところが良かったです。これからが一番洗濯物の乾きにくい季節になります、お気に入りの服を干して翌日学校に着て行ってください。