文部科学大臣賞
けがせんカッター
受賞者 | 松田 佐空 |
学校・クラブ | 愛知県 刈谷市立住吉小学校 2年 |
【このアイデアを思いついたヒント】 |
ぼくは工作がすきでよくテープをつかうけど、テープカッターの刃は上向きについているので、「あぶないな」と思っていました。それなら上に出さなければいいと思って、刃が下向きでもつかえるようなテープカッターを考えました。 |
【上の図の説明】 |
このテープカッターには、ふつうのテープカッターとはぎゃく向き(テープのくっつくぶぶんが上向き)になるようにテープをセットします。 右ききの人は上のみぞに、左ききの人は下のみぞにテープを入れると、刃が下向きで、きき手に合わせてななめになっているので、力を入れなくても上にひっぱるだけでテープが切れます。 刃の後ろにはプラスチックをはっているので、ぎゃく向きにセットしたテープがそこにくっついて、次につかう時もべんりです。 上にひっぱるので、力を入れすぎて机に手をぶつけることもありません。 |
【審査委員評】 |
テープをつかうときに手がテープカッターにあたってケガしてしまうこと、ありますよね。それをふせぐいろいろなアイディアがありますが、「けがせんカッター」では、カッターの向きを上向きから下向きに変えてしまう、というとても新しい、やわらか頭のアイディアで感心しました。さらに、世の中に右ききの人と左ききの人がいることに気づいて、それぞれにあわせてカッターをななめにし、力を入れなくても切れる工夫をしたのもいいなと思いました。これからもそのやわらか頭で、テープにゴミがつきにくくなど、もっともっと進化させてくれることを楽しみに期待しています。おめでとう! |