市村アイデア賞

朝日中高生新聞賞

おろし忘れチェッカー

受賞者 前川 虎太郎
学校・クラブ 岡山県 岡山大学教育学部附属中学校 2年

図

【このアイデアを思いついたヒント】

ニュースで送迎バスでの子どものおろし忘れの事故がたくさん起きていると知り自分も妹も小さいころバスを使っていたこともあり、そのような事故が起きないようにしたいと思ったからです。そこで簡単に作れてすぐに導入できおろし忘れがどこからみてもわかるような物を作れないかと考えました。

【上の図の説明】

ゴムをぴんとはり、そこに
のようにひもをつける。
そのひものはんたいがわをしるしのぼうの下らへんにつける。
のように人がすわることによってひもがひっぱられしるしがあがる。

【審査委員評】

ご存じの通り、未就学児童の方が送迎バスに取り残されてしまう、というとても残念な事件が幾つか報道されました。人手不足の中、バスの中を一つ一つチェックする時間も取れない現場の状況もその背景にはあるのだと思います。その様な中、虎太郎さんは、その事に心を痛めこのアイデアを思いついたのだと思います。このアイデアは一目で残っている子供がいる事がわかり、現在のバスにも取り付けられる素晴らしいアイデアだと思います。この度は、朝日中高生新聞賞の受賞誠におめでとうございました。