市村アイデア記念賞4

安心して飲めるよ！

受賞者	水谷　心音
学校・クラブ	愛知県　刈谷市立雁が音中学校　2年

　

【このアイデアを思いついたヒント】

小さい子の誤えんのニュースが多かったので考えました。私のいとこは３才と０才なのですが、スープやみそ汁の具をスッと飲みこんでしまうことがありました。小さい子がたくさんいると、1人1人に目が行き届かないこともあるし、ずっと目をはなさず、ごはんを食べることは無理なので、1人でも安心して飲めるようなマグカップがあったらいいなと思い考えました。別のお皿に具だけ取り出して、汁と具の２つの皿で食べていたのを見て、１つのお皿で、できないかな？と思い、飲み口にザルをつけました。汁だけ飲め、具がスッと口の中へ入ってこないようになり、汁を飲めば、具だけ残り、１つのマグカップで安全に飲めます。

【上の図の説明】

マグカップのザルがついている方から飲みます。 かたむけると、ザルがカーブになっているので、そこに具がたまって、汁だけ飲め、具だけ残り、誤えん防止になります。 1人でも食べられます。

ページトップへ 【審査委員評】

小さい子にとって日常生活は危険がいっぱいです。そんな生活の中では周りの人の目が届かないときはどうしても出てきてしまいます。そのような時に発明を通して課題を解決しようとする姿勢はとても素晴らしいです。誤えんは小さい子供だけでなく、飲み込む力が衰えているお年寄りの方にとっても大きな問題となっています。そんな課題に対して、シンプルな構造をつかって解決したアイデアは素晴らしいです。これを使えば「安心して飲めるよ！」という声が聞こえてくるだろうなとおもいました。こういうアイデアを思いつくのは日ごろ周りの人々に関心を持って目を配られているからだと思います。これからもその視点を忘れずに新しいアイデアを生み出していってください。