新技術開発助成

第98回新技術開発-02

「可動焦点法」による目視検査の自動化技術の実用化開発

技 術 開 発
契 約 者
株式会社 アセット・ウィッツ
代表取締役 南部 修太郎
所 在 地
京都府京都市
技   術
所 有 者
株式会社 アセット・ウィッツ、株式会社 ステンレス久世
技   術
開 発 者
上記技術開発契約者に同じ

技術開発内容

  様々な高品質部材の製造現場で実施されている目視検査は、1)工数がかかる、2)検査員の検査技能向上に時間がかかる、3)人間の官能検査のため、良否の判断基準が曖昧、4)品質向上のためのデータ蓄積が不可能などの理由により、製造業における生産性向上の最重要課題となっている。そのため、目視検査の自動化は製造業界から強く望まれている。
 本技術開発では、パイプ内面傷目視検査の自動化を、可動焦点型ズームレンズを取り付けたカメラでズームし、ピントを変えながら撮影して複数枚の画像を取得し、その画像を画像処理して行う「可動焦点法」(図1参照)に、並列化等による高速化技術と、様々なパイプへの柔軟な対応を可能にする汎用化技術を開発・導入し、目視検査自動化事業の実用化基盤を造る。本「可動焦点法」は、従来の目視検査やパイプ内面にファイバーカメラを挿入する検査方法に比べ、高速・低コストであり、細長いパイプ(例えば、長さ4m、口径20〜50mm)の内面傷検査に有効である。
 今回の目視検査の自動化技術の開発により、製造業における検査コストの削減や検査熟練工不足への対応が可能となり、今後幅広い製造業で活用されることが期待される。

図