| 業績200倍、世のため人のため、闘志は燃える |
| ■しかし、ぶつかった新技術の壁 |
「確かに数字は伸び、技術は各方面から高評価をいただきました。しかし新技術故に判断基準がなく、現実化する支援、採用を得るのは大変難しい。例えば一般歩道の舗装捷案でも事例、実境が重視され、特にコスト面でジャンルが異なり大手企業が扱う砕石アスファルトと比較される。優先されるべき利用する国民の価値判断の前に、行政段階での判断で機会が失われていく無名企業の新技術がぶつかる壁も実感しました」。
だから田中社長は新たな聞志を燃やす。最大課題である砕石アスファルトと同等のコスト達成。引合いが多い防災公園等での実境蓄積による環境価値の認識向上。一般歩道展開を視野に入れた木質舗装評価基準作成とパートナー発掘による全国フランチャイズ化等へのチャレンジである。7年前、商品の魅力に引かれ入社した青井木和久営業部長も「世のため人のため、必ず伸ばすよう頑張る」と語る。
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| ■3年後、銀座と御堂筋をハーモニーロードウッドで… |
「事業拡大の一番の目標である一般歩道への採用が成れば、業績は100倍、いや200倍になります。それと併せ、3年後に東京・銀座、大阪・御堂筋の歩道を木質加熱アスファルトで舗装することが直近の夢です」と田中社長。その木質加熱アスファルト舗装は「ハーモニーロードウッド」とネーミングされている。ハーモニーは、企業活動を通じ地球や地域、人々と調和しながら心を進化させた行動を、個人や社会の豊かさにつなぐという同社の理念だ。今、全社員がこの「ハーモニーと心の進化」を胸に、琵琶湖発、日本の環境先進企業への意欲を加熟させている。
(取材日平成24年1月30日於滋賀県高島市・田中建材(株))
田中建材(株)プロフィール
琵琶湖の自然と就航のロマンを歌って知られる「琵琶湖周航の歌」発祥の地である滋賀県高島市今津町に昭和35(1960)年創業。同42(1967)年に法人化。土木、建築、舗装、解体等建設関連、および産廃物収集運搬、再生骨材・線化資材製造販売等の環境開運を二本柱に事業展開。本助成で確立した木質加熱アスファルト舗装事業の推進に合わせ横浜市に関東営業所を開設。18名の社員一丸で環境先進企業としての成長を目指している。 |