市村アイデア賞

科学技術館 館長賞

ベイブレード トレーニング機

受賞者 岩西 雄也
学校・クラブ 愛知県 刈谷市立衣浦小学校4年

図

【このアイデアを思いついたヒント】

今まで1人でベイブレードをする時、2つのコマを続けて回すのが大変だった。そこで、対戦相手のコマが最初から回っている機械を作ろうと思った。
また、ぶつかって飛んでいってしまうコマも1つだけになるので、さがすのが楽になると思った。

【上の図の説明】

コマ自身が回る自転と、コマを大きく回転させる公転の2つをさせるようにした。
コマの自転は、回転ボードをはさんで、コマとコマ用モーター、スイッチ、電池がかたよらないように、バランスよく取り付けた。
コマの公転は、植木皿小に付けたスタジアム用モーターをボードに取り付け、植木皿中に固定して、電池、スイッチボックスにつないだ。また、スタジアムをゆっくり回転させるために、2つの豆電球で、抵抗を作った。
電池の交かんをするため、植木皿大と中は、マジックテープで取り外しができるようにした。

【審査委員評】

遊び道具を自分で作ろうと思ったこと、自分で作った道具で遊ぶところに二重の楽しみ方を感じる作品になっています。スタジアムのコマ自体に自転と公転を与えたところ、回転を滑らかにするためにコマ、モーター、電池などをバランスよく取り付けたところ、スタジアムをゆっくりと回転させるために豆電球(2個)の抵抗を利用したところなど、多くの工夫がみられます。このトレーニング機を使いながら気づく点を改良することで、さらに使い易くなり、新たなアイデアの発想にもつながることが期待できると思います。