市村アイデア記念賞4
どこどこ?めがね
受賞者 | 千歳 康弘 |
学校・クラブ | 京都府 立命館小学校3年 |

【このアイデアを思いついたヒント】 |
遠くにある物を「ほらあれ。」と指をさして説明しても、相手がどれだかわからない時があります。 夏休みにシンガポールに行った時、山の上から海の方を見ると「インドネシアが見える。」と言われたけれど、いくつか島があって、どれだかわからなかったので考えました。 プラネタリウムに行った時に星の説明に矢じるしが付いているのを見て思いつきました。 |
【上の図の説明】 |
まず説明する人がめがねをかけてまん中のやじるしを目的のものにあわせる。そして両側の2本の矢じるしを他のわかりやすいものにあわせる。すると次にかけた人はわかりやすい目ひょうの2点にあわせると目的のものがわかる。また、アクリル板にラップをはり、油せいペンで見ているものをなぞって書くとわかりやすくなります。星を見るのにも使えます。しょう来は、カメラとくっついて、うすく半とう明で写真がうつせればもっと良くなります。 |
【審査委員評】 |
展望台に行った時に、説明する相手に指し示すものが伝わらなくてもどかしい思いをした人は多いと思います。困りごとを発明につなげた大変良い作品です。指し示す矢印を3点にすることで、めがねと目の位置が少しずれても正確に指し示すことができるところは大変優れていると思います。実際に使う時は、両目だと視線を景色に合わせると矢印が、矢印に視線を合わせると景色がそれぞれ二つに見えてしまうので、片目でないと使いづらいかもしれません。めがねをよりよいものにしていく発明を期待しています。 |