市村アイデア賞

市村アイデア記念賞6

宇宙旅行気分が味わえる「スペーススコープ」

受賞者 本村 優衣
学校・クラブ 佐賀県 佐賀市立中川副小学校6年

図

【このアイデアを思いついたヒント】

おもちゃ屋さんで、目のさっ覚で物が大きく見えたり、小さく見えたりする回転グッズを見つけました。これを見たあと、星の写真を見たら、星が近づいたり、遠ざかったりして(逆回転の時)まるで宇宙船に乗っているようでした。そこでこれを使って、宇宙旅行をしているように見える装置ができたらおもしろそうだなぁと思って作りました。

【上の図の説明】

(1) まず20秒〜30秒くらいうずまきの回転をじっくり見ます。
(2) 手前のふたをあげて、ボックスの中をすぐに見ます。
(3) ボックスの内側の星の写真が大きくなっていったり、小さくなっていったりして見えます。(目のさっ覚で)
(4) まるで宇宙船の窓から星たちを見ているようです!!

【審査委員評】

渦巻き画像の回転をしばらく見つめた後に他の物を見ると、目のさっ覚で、物が大きくなっていったり小さくなっていったりする事が知られています。この作品では、この現象をうまく応用することで、写真の中の星々が近付いてくるように見えたり、遠ざかっていくように見えたりします。まるで、本当に宇宙旅行をしているようです。でも、皆さんが大人になる頃には、本当の宇宙旅行ができるようになっているかもしれませんね。