今年の冬1日コースは秋田県秋田市で開催された。リコージャパン株式会社には各地で後援いただき、今回は同社 秋田支社様による協力のもと開催することができた。
会場は「秋田県総合保健センター」である。14日の土曜日は小学生コース、15日の日曜日は中学生コースで、秋田市育委員会様、由利本荘市教育委員会様のご協力により多数の応募があり、参加者は楽しく学ぶ時間を過ごした。
両日とも午前中は講師の大山先生と中井先生からコピー機の原理について実験を交えた講義が行われた。実験は次の通りである。
① 水が入ったコップの中にある物の見え方の違いを比較する
② 照明の光をレンズで受け止めて机に像を作る
③ 工作用紙とレンズなどで簡易カメラを製作する
④ 身近な物を使って静電気を起こす
⑤ 光センサーによるアラーム付きの箱を工作する
このあと、コピーが作られる過程を実際に自分で体験するプログラムが行われた。
① OHPシートに自分で好きな絵や文字を描く
② 暗室の中で帯電・露光・現像を行う
③ 暗室の外で転写・定着・クリーニングを行う
こうした過程を経て、OHPシートに描いた文字や絵が用紙にコピーされることを確認できる。
この自作コピーを用いてリコージャパン株式会社様の協力で設置されたカラーコピー機で剥離紙上に16分割に縮小されたオリジナルのシールを作ることができた。
午後からは『コピー機大解剖』の分解実習になる。最初は先生の指示に基づいて順番に分解する。途中から先生の許可が出て注意事項を守りながら自由に分解を行うことができる。
分解しながら出てきた部品の一部を使って、その部品の機能を確認できる実験もいくつか用意されている。
分解機は9台用意されており、参加者3,4名が1グループとなり協力しあいながら分解する。また、保護者用1台が用意され多くの保護者が分解実習に参加した。
各機械にはスタッフが専属で付いており、参加者はスタッフに質問しながら分解を進めていく。参加者は部品を持ち帰ることも可能だが、持ち帰らない部品は会場内で別のスタッフが素材単位まで分解し分別して段ボールに集め、リサイクルするために回収している。
また、スタッフからコピー機の中にある部品を活用して楽しい工作品ができることの説明があり、実際にそれらが展示されていた。参加者が部品の機能をより理解しやすい内容となっている。