助成テーマ完了認定企業紹介 090
第113回 令和6年度 第1次
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開発技術の概要 |
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株式会社エルシオは、電圧制御により度数を変えることができる液晶レンズを用いて、装用者が見ている対象との距離に応じて自動的に焦点を合わせる「オートフォーカスグラス」の開発を進めています。 本開発では、眼鏡フレームに適した楕円形状の液晶レンズ設計技術を確立し、より自然なアイウェア形状への展開可能性を高めました。また、液晶レンズを積層することで可変度数範囲を拡張できることを確認し、老視をはじめとする見え方の課題に対応するための基盤技術を前進させました。 さらに、距離センサと液晶レンズ制御システムを組み合わせたグラス型試作機を製作し、対象物との距離に応じてレンズ度数を自動制御するオートフォーカス機能を実現しました。液晶レンズは可動部を持たず、薄型・軽量化しやすい特徴を持つため、日常生活で使いやすい次世代アイウェアへの応用が期待できます。 また、将来的な焦点制御の高度化を見据え、眼球の動きを検出するアイセンシング技術の試作にも取り組みました。これにより、距離センサだけでは判断が難しい場面でも、装用者が見たい対象に合わせて焦点を制御する次世代オートフォーカス技術への可能性を確認しました。
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これからの計画 |
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今後は、液晶レンズの画質向上、軽量化、装用感の改善を進め、日常生活で使いやすい眼鏡型デバイスとしての完成度を高めていきます。特に、レンズ外周部まで含めた自然な見え方、ヘイズの低減、長時間装用時の快適性向上に取り組みます。 距離センサ方式のオートフォーカスグラスについては、早期の商品化を目指し、量産設計、信頼性評価、医療・福祉・アイウェア領域のパートナー企業との連携を進めます。 また、アイセンシング方式についても、検出精度の向上や個人差への対応を進め、将来的にはより高精度な次世代オートフォーカスグラスへの応用を目指します。 弊社の液晶レンズ技術は、老視向け眼鏡に限らず、AR/VR/XRグラス、スマートグラス、カメラ、計測機器など、幅広い光学デバイスへの展開が可能です。 |
企業からのお願い |
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弊社は、液晶レンズ技術を通じて、人々の「見え方」の不便を解消し、年齢や環境に左右されず活動できる社会の実現を目指しています。 オートフォーカスグラスの製品化、量産、販売、医療・福祉領域での実証、AR/VR/XRデバイスへの応用などに関心をお持ちの企業・研究機関の皆様からのご相談をお待ちしております。 可変焦点レンズの応用先についても、共同開発・評価・事業連携のご提案を歓迎いたします。 |
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