財団について

財団の活動

 新技術開発財団は、科学技術の研究開発に対する助成、すぐれた科学技術の顕彰および国際交流の促進、科学技術に関する創造性の育成、植物の生育に関わる研究に対する助成などによって科学技術の振興をはかることにより、我が国の経済社会の発展と国民生活の向上に寄与するために活動しています。

設立趣旨

 いまや世界をあげて技術革新の時代であり、科学技術の進歩は経済社会の発展と国民生活の向上に不可欠な要素となっています。しかも、この科学技術は開放経済体制のもとにおける厳しい国際競争場裡にあって、めざましい勢いで前進革新されつつある現状であります。
 このような情勢のもとで、将来にわたってわが国が繁栄するためには、すばらしい創意工夫を育成し、研究開発を行うことにより、これを実社会に役立たせるとともに、諸外国に先んじて技術革新による新分野を醸成開拓することが最も重要であると確信します。
 この観点にたって「リコー三愛グループ」各社を統括する市村清氏の提唱により本財団を設立し、技術革新に即応した新しい技術社会の基盤を造成し、もってわが国の経済社会の発展と国民生活の向上に寄与せんとするものであります。
(新技術開発財団設立趣意書より)

設立者紹介

明治33年 4月4日佐賀県に生まれる
昭和4年 理研感光紙九州総代理店を開業
昭和8年 理化学研究所所長大河内博士の招聘により理化学興業(株)感光紙部長に就任
昭和11年 理研感光紙(株)を創立 (昭和13年理研光学工業(株)、昭和38年(株)リコーと社名変更)
理研コランダム(株)ほか14社の理研コンツェルン各社の社長および取締役に就任
昭和20年 三愛商事を創立、銀座四丁目に「三愛」を開店
昭和27年 三愛石油(株)ほか9社を創立、取締役社長に就任
昭和36年 藍綬褒章を受章
昭和37年 リコー時計(株)(現 リコーエレメックス)、日米飲料(株)ほか12社の社長および取締役に就任
昭和38年 紺綬褒章を受章
(株)日本リース・インターナショナルを創立、取締役社長に就任
昭和39年 三愛運輸(株)を創立、取締役社長に就任
昭和40年 紺綬褒章を受章
昭和42年 東北リコー(株)、三愛不動産(株)、佐賀放送(株)を創立、取締役社長に就任
昭和43年 12月12日、新技術開発財団設立許可
12月16日、逝去
12月18日、生前の功労に対し従四位勲三等旭日中綬章を贈られる

事業運営の基本

 当財団は昭和43年12月12日、内閣総理大臣により設立許可され、昭和43年12月16日に逝去された市村清氏の遺言により、個人所有の全有価証券が財団に寄贈されました。(当時の時価約30億円)
 その後昭和63年1月8日に逝去された市村ユキエ夫人所有の有価証券、その他の財産が遺言により財団に寄贈され、財団はこれらの財産の果実をもって下記の事業を展開しております。
●新技術開発助成
●市村賞贈呈
●少年少女創造性育成
   ・市村アイデア賞贈呈
   ・キッズ・フロンティア・ワークショップ
●植物研究助成